昔のインクの歴史

インクの歴史はとても古く昔から様々な原材料を駆使して顔料を作り出しました。

当時は色の種類はそれほど多くはなくて限られた色で表現をしていました。昔使われていたインクの原材料は鉱物や種子から採取したものでインクが作られていました。これは壁画などに鉱物のインクが使われた記録が残されています。種子のインクは様々な植物の種子を採取して様々な色を作り出しました。日本では墨が昔からありますが、これはイカなどの海洋生物から採られる天然染料を使っていたこともあります。

種子以外にも昆虫などの動植物は多く使われていてこれらを使って作られた原材料はとても貴重で、貿易の際の交易品となった歴史が残っています。その後は植物由来のインクが多く使われるようになりました。有名なのがアカネや藍、ウコンなどが使われていました。

この後万年筆が登場しインクの原材料の開発が一気に加速しました。万年筆は1900年頃のイギリスが発祥で最初は顔料インクを使っていましたが粒子が粗いということもあって原材料が改良されて染料インクが多く使われるようになりました。このように昔のインクは様々な手法で作られてきた歴史があり、万年筆の登場で一気に高品質のものが作られるようになりました。